2023年4月、「医療法人衣山クリニック」を継承させていただき院長に就任いたしました藤方史朗と申します。この場を借りまして、皆様にご挨拶申し上げます。
医療法人衣山クリニックは、1980年の開院以来37年にわたり岡本正紀先生の熱い情熱と懐の深い温厚な人柄で現在のように発展してまいりました。これも地域の皆様、関連する医療機関様からの多大なるご支援あっての事とこの場を借りて感謝申し上げます。
2023年4月より愛媛県立中央病院前院長である菅政治医師が名誉院長に就任され、新体制で診療をスタートしております。
現在、医療を取り巻く情勢がめまぐるしい変化を見せ、身の引き締まる思いがしております。当院へ赴任する前は、愛媛大学、愛媛県立中央病院、松山赤十字病院において研鑽を積み、泌尿器科全般、特に腎不全治療(透析、腎移植)に専念して参りました。
技術面においては泌尿器科疾患治療、血液透析に加え、腹膜透析、腎臓移植、在宅血液透析など患者様のライフスタイルに合わせたベストな腎不全治療を選択できるよう自己研鑽に励んでまいります。
引き続き近隣の中核病院、専門クリニック、訪問看護ステーション、看護施設等との綿密な連携を図り、患者さまの病状改善に向けた最善の連携に務めてまいりたいと思います。
当院では、患者さまのニーズにできる限りマッチしたより良い医療として在宅医療に従事したいという強い思いから、腹膜透析(PD) 介助者による腹膜透析の在宅治療(アシストPD)を始めました。今後地域で通院が難しい方や自宅での療養を希望する方に対して、その意思を最大限に尊重し、お手伝いさせていただきたく訪問診療にも力をいれていく所存でございます。
さて、この場をお借りいたしまして当院のご紹介をさせていただきます。
私達は、常に地域に根ざした患者さん目線の診療を心がけて日々の診療にあたっています。
泌尿器科全般(腎不全、前立腺肥大症、前立腺癌、膀胱癌、尿路結石、女性泌尿器、小児泌尿器、性感染症、ED)だけではなく、血液透析、腹膜透析にも力をいれており、入院施設も完備しております。
医師、看護師(透析看護認定看護師含む)、看護助手、臨床工学技士、臨床検査技師、放射線技師、管理栄養士、事務スタッフを含めた多職種がお互いの強みを生かしチーム医療として協力しながら患者さまの診療に従事しております。
2023年7月から透析患者さまのリハビリを開始しており、2024年度からは理学療法士よる専門的なリハビリも開始していく予定です。
患者さまお一人ひとりが安心して治療を受けて頂けるようお話をしっかりとお聞きし、分かりやすい説明と丁寧な診療を心がけていき、患者さまの疑問や要望に親身になってお応えできるよう医師、スタッフ一同、努めてまいります。
皆様におかれましては、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう。お願い申し上げます。